Thursday, July 16, 2015 - TOKYO

ヒットを生み出す!商品ブランド戦略

ヒットを生み出す!商品ブランド戦略

ブラビス・ブランディングセミナー東京

2015年7月16日(木)、18回目となるブラビス ブランディングセミナー(BBS)を、東京御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催致しました。 今回は、「ヒットを続ける!商品ブランディング戦略」と銘打ち、誰もが知っている大ヒット商品を様々な立場で手がけてきた3名の講演者により、ヒット商品作りのためのヒントをプレゼンテーションしていただきました。

かつての良いものさえ出せば売れる時代から、良いモノであっても売ることが難しい時代となった昨今、消費者から愛される商品に必要なことは何なのか、 どんなブランドコミュニケーションが消費者の心を掴むことが出来るのか、ヒット商品開発の最前線で活躍する講演者ならではの話を実際の事例を題材に語っていただきました。

第一講演では、ハウス食品グループ本社 お客様生活研究部 マーケティング調査二課長 伊藤禎尚様より「ロングセラーブランドのブランディング活動〜ハウスとんがりコーンを事例に〜」について、ご講演いただきました。 お客様とハウスとんがりコーンブランドのエンゲージメントを、長い歴史の中でいかにして図ってきたか、また、今後も両者の絆を強めていくためにはどのようなブランディングを行うべきか、 分析も織り交ぜながらご紹介いただきました。

第二講演は、弊社ストラテジー & コンサルティング ディビジョン 取締役ディレクター 笹田陽勇より「共感するブランドコンセプト」と題し、消費者からの共感を創造し、 行動を喚起するブランドコンセプトの内容や、その重要性や開発のために必要要素などについて講演致しました。

第三講演は、ネスレ日本株式会社 コンフェクショナリー事業部マーケティング部 部長 槇亮次様より「キットカット・マーケティング」と題し、ロングセラーブランドとしてブランド価値の軸を 保持する大切さ、また、感じたことや閃いたアイデアをすぐに実践するイノベーション力について、お話しいただきました。

講演の最後には、3名の講演者によるパネルディスカッションが行われました。「ヒットづくりに大切なこととは」「テレビCMの効果的な使い方とは」「ブランドコンセプトと、 時代によって変化する消費者インサイトの間にずれが生じた場合の打開策とは」など、パネラーによる闊達な意見交換が行われ、参加者も熱心にメモをとっていらっしゃいました。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

天候の優れない中、東京BBSはお陰様で多くの反響を呼び、たくさんの方々にご参加いただきました。今後も、弊社は、ブランディングに携わる方々にとってお役に立てるセミナーを 実施してまいります。弊社のセミナーにどうぞご期待ください。

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